人生の土台としての神の言葉
私たちの教会は、2011年に第3会堂を新築しました。建築に当たって基礎をしっかりさせることに特に注意を払いました。土台部分は、一番人の目につきにくいところですが、建物が何年経ってもしっかり立ち続けるために欠かせない重要な部分です。2011年3月にその基礎工事が始まりましたが、工事が始まって間もない3月11日に、東日本大震災が起こり、未曾有の大被害を広い範囲にもたらしました。私自身は、神戸で阪神・淡路大震災を経験し、震度7の揺れによって、建物の被害がどれほどすごいか、身をもって知らされました。しかし、活断層の真上にある家でも、基礎のしっかりとした家は、大きな被害を受けず立っていた現実も目の当たりにしました。建物の基礎は、日ごろは、あまり目につかない部分ですが、大地震や水害に遭った時に、その建物価値が明るみになります。
聖書の中に、「そこで、わたしのこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家を襲っても、倒れなかった。岩を土台としていたからである。わたしのこれらの言葉を聞くだけで行わない者は皆、砂の上に家を建てた愚かな人に似ている。雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家に襲いかかると、倒れて、その倒れ方がひどかった。」(マタイ7:25-27)という主イエスの言葉が記されています。
私たちの人生も、信仰の歩みも、やり直しができないというものでもありません。しかし、人生の土台となる部分は、どんな新たなチャレンジをしても、しっかりさせないと、最終的にはうまくいきません。土台の価値は、人生の最期の日を迎える時に、明るみにされます。神は、イエス・キリストをあなたの人生の土台とするよう招いておられます。そして、キリストの言葉をゆるぎない土台として、神から与えられる幸いを喜び楽しむ豊かな人生を歩む者となることを神は望んでおられます。(八事教会牧師:鳥井一夫)
八事教会の紹介
わたしたちの教会は、毎週日曜日の朝に行う主日礼拝を最も大切にし、さまざまな活動をしています。主日礼拝(日曜礼拝)には、小さな子供から80歳を超える高齢者までが集い、心静かに聖書を読み、祈り、讃美歌を歌い、共に聖書の説き明かしを聞いています。
八事教会の長所は「バランスが取れ、落ち着いている」ことです。日曜礼拝の出席数は20名程度ですが、あらゆる年齢層の人がバランスよく集っています。八事教会で数十年の教会生活を送っている人も多いため、教会の雰囲気がとても落ち着いています。また、駐車場・玄関付近から建物の中まで全てがバリアフリー設計ですので、どなたでも安心して来て頂くことができます。また、断熱性の高い建物ですので、1年を通して快適に過ごすことができます。特に、真冬でも全室足元まで暖かく、明るい光が差し込むので、聖書の学びをするのはもちろんのこと、あらゆる点で、長く、じっくりと落ち着いて教会生活を送ることができる教会です。
八事教会では、すべての集会において聖書そのものや聖書理解を深める学びをしています。どの集会でも共通のテーマは「命の問題」であり、「与えられた生を共に生きる」ことを聖書から学び、共に考えるときを持っています。また、これらの学びが交わりにも活かされ、教会内でお互いにじっくりと信頼関係を築きつつ、自然でゆったりとしたコミュニティが形成されています。
主日(日曜)礼拝のご案内
主日礼拝は、毎週日曜日、午前10時30分から正午まで行っています。聖書・讃美歌をお持ちでない方は、教会備え付けのものがありますのでどうぞご利用ください。礼拝の中心は説教(聖書の説き明し)ですが、わたしたちの教会では、「聖書のみ・聖書全体から」学ぶことを大切にしています。“神はどのような方なのか。どのような救いを与えておられるのか。今私たちをどのように導いておられるのか。”を聖書から説き明かしています。礼拝は、受付で配布する週報記載のプログラムにそって進みます。聖書・讃美歌の貸出は、受付で行っています。
また、初めての方には来会者カードを渡しています。八事教会では、ホームページやチラシ等さまざまな方法で教会の案内をしています。来会者カードは、今後の教会案内に活かすため、どのような方法で八事教会をお知りになったか伺うアンケートと、希望される方に連絡先を伺って郵送で集会案内(クリスマス集会等)を行う目的で渡しております。お差し支えのない範囲でご記入ください。
礼拝室の席は、どちらでも自由にお座り下さい。ヘッドホン席もございます。必要に応じて、教会員が聖書の開け方など案内させて頂きます。礼拝は基本的に着席したままで行いますが、讃美歌等起立するものもあります。起立する個所はプログラムに記載していますので、可能な方はご起立ください。
礼拝では献金がありますが、献金は神への感謝と献身のしるして捧げています。金額に決まりはありませんので自由にしてください。礼拝の服装にも決まりはありませんので自由にしてください。
受付・礼拝室は2階にあります。土足で2階までお上がりください(エレベーターを自由にご利用ください)。礼拝室には、車イスをご利用の方のためのスペースもあります。また、乳幼児をお連れの方のための母子室もありますが、わたしたちの教会では、小さなお子さんも一緒に礼拝することを大切にしていますので、どうぞお気軽に礼拝室にお入りください。
教会が初めての方には、教会が一番大切にしている主日礼拝への出席をおすすめいたします。
> 八事教会へのアクセス
> 玄関から礼拝室へのアプローチ
> 礼拝の受付について
> 礼拝のプログラム
教会学校のご案内
教会学校は、幼児から中学生までを対象とした、聖書の学びをする場です。毎週日曜日午前9時15分~10時10分、共に聖書の話を聞き、様々な活動をしています。教会学校の主な目的は、幼い日に聖書の教えを聞き、神と人を愛する人となること、そして、共に祈り励まし合うことのできる生涯の友(教会では“信仰の友”と言います)を得ることです。年齢に合わせたクラスもありますので、小さなお子さんも楽しみながら聖書の学びをすることができます。
> 教会学校のご案内
こひつじ文庫(図書室児童書コーナー)のご案内
2011年10月、図書室の一角に児童書コーナー“こひつじ文庫”がオープンしました。現在、900冊の児童書が揃っています。本の貸出は教会学校に通うお子さんのみを対象としており、一般貸出は行っていませんが、図書室で自由にお読み頂けますのでどうぞお気軽にお立ち寄りください。
聖書の学びと祈りの会のご案内
毎週水曜日は、「聖書の学びと祈りの会」を行っています。現在、キリストの使徒パウロの書簡「コリントの信徒への手紙一」の学びをしています(午前・午後ともに同じ学びをしています)。初めて教会に来られた方や教会に通い始めて間もない方には祈りが強要されることはありません。出席者には、毎回メッセージのプリントが配布されます。また、地図や年表などの資料も必要に応じて添付されますので、学びを重ねるにつれ、イスラエルの歴史・地理・風土など理解しづらい問題も、少しずつ整理しながら聞くことができます。