愛知県名古屋市昭和区のプロテスタントのキリスト教会

礼拝の守り方について~なぜ毎週日曜日に礼拝するの?~

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キリスト教会では、イースターやペンテコステ、クリスマスの3つの大きなお祝いごとがあり、教会学校でも毎年クリスマス会をひらいています。クリスマス会をはじめ教会学校のすべての集会は、礼拝をもってはじまります。

では、なぜ教会学校ではかならず礼拝をするのでしょうか? 月・火・水・木・金・土曜日ではなく、なぜ毎週日曜日に礼拝をするのでしょうか?

それは、人を罪から救うために十字架にかかられ死んで葬られたイエス・キリストが、三日目の日曜日の朝によみがえられたことを記念として覚えるためです。

聖書では、神の言葉に聞き従わないことが「罪」だと教えています。聖書のもっともたいせつな教えは、神を愛することと、自分以外の他のすべての人やものを自分と同じように愛すること、つまり、たいせつにするということです。

わたしたちは、家族や友だちなどさまざまな人とかかわって生きています。自分が直接誰かを傷つけたりしなくても、味方になることができなかったり、なにも手助けができなくて悔やむことがあると思います。なんの争いもない平和なときは人にやさしくできても、大変なことが起きると、自分のことしか考えられなくなることもあります。

聖書を読みすすめていくと、出てくる人々は、人をだましたり、傷つけたり、人のものを奪ったり、神に不満をもらしたりと、どうしようもなく罪深い人ばかりであることに気づかされます。神は、ときにきびしい審きを下されます。けれども、繰り返し立ち返るようにと呼びかけておられ、わたしたちに変わらない愛を示しておられることを知ることができます。

神に一度もそむかず、他のすべての人を愛しつづけることができる人はいませんが、神は人が罪のために滅びることがないよう、ご自身の一人子(ひとりご)イエス・キリストをわたしたちの身代わりとしてお与えになりました。これがクリスマスのできごとです。イエス・キリストは、わたしたちに代わって神の裁きを受けられました。イエス・キリストを救い主と信じる人は、神が罪を赦してくださいます。それだけでなく、神は、十字架にかけられたイエス・キリストをよみがえらされたように、キリストを信じる人には滅びない命を与えて天の国に入れてくださいます。これがイースターの大きな喜びのできごとです。

この神の大きな救いのご計画を知り、いつも神を喜んで生きることができるよう、毎週聖書の話をしています。

小学校ではパソコン学習があると思いますが、パソコンの便利な機能に“システムの復元”というものがあります。いろいろなプログラムをインストールしているうちに、パソコンの動きがおかしくなったとき、あらかじめ復元ポイントを作っておけば、パソコンがうまく動いていた復元ポイントの日までシステムをもどすことができます。聖書の話を毎週聞くことは、自分の中に復元ポイントができることにも似ています。

聖書の話を繰り返し聞くことと、聖書全体から学ぶことを通して、三歩すすんで二歩下がる毎日であっても、神がお喜びになる生き方へと変えられていきます。

そして、神の恵みと力によって生きていくことができるよう、ともに祈り、讃美歌を歌っています。

祈りは教師が捧げますので、目を閉じて心静かに祈りの言葉を聞いてください。また、イエス・キリストが教えられた「主の祈り」は、カードを見ながらみなでいっしょに祈りましょう。

聖書の話も祈りも聞き慣れない言葉があるかもしれませんが、祈りは、あれがほしいこれがほしいと自分のことを願うのではなく、神のすばらしいご計画が世に現されて、神の守りと導きがあるようにと願うものです。そして、自分だけでなく他の人もみな神の守りと恵みの中で生きることができるよう祈り願います。讃美歌も同じ願いをもって、神をほめたたえて歌います。

また、礼拝の中で献金があります。献金は、食べるものや着るものなど、わたしたちに必要なものをあたえてくださる神に、感謝のしるしとしてささげています。金額に決まりはありません。自由にしてください。

礼拝のプログラム

礼拝は、プログラムにそって行います。可能な方は、☆の箇所はご起立ください。

讃美歌 神をほめたたえる讃美歌をみなで歌います。(☆)
主の祈り プリントを見ながら、イエス・キリストが教えられた主の祈りをみなで祈ります。
十戒 十戒は、神がイスラエルの民をエジプトから導き出されたとき、御自分の民に、「心と精神を尽くし、また、力と思いを尽くして主なる神を愛すること、隣人を自分のように愛すること」を教え命じられたものです。プリントを見ながら、神を愛し、他のすべての人をたいせつにするための10の戒めをみなで唱えます。
聖書朗読 礼拝担当の教師が、その日のメッセージの聖書箇所を朗読します。聖書を開いて目で追うか、静かに聞いてください。
祈り 神が礼拝を導いてくださるよう、担当教師がはじまりの祈りをします。目を閉じて静かに祈りの言葉を聞き、心を合わせてください。
聖書の話 担当教師が15分ほどの聖書の話をします。
祈り 聖書の教えを正しく聞いて、したがうことができるよう担当教師が祈ります。目を閉じて静かに祈りの言葉を聞き、心を合わせてください。
献金 神への感謝のささげものをします。(当番の人が献金袋をもって順番にまわります。)
祈り 献金当番が必要なものをあたえてくださる神に感謝の祈りをささげ、献金がふさわしく用いられるよう祈ります。目を閉じて静かに祈りの言葉を聞き、心を合わせてください。
聖句カードの配布 かわいらしい絵と短い聖書の言葉が書かれた聖句カードを配り、みなで声を出して聖句を読みます。

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