平和講演会

日時 4月29日(日)午後1時30分-3時
テーマ 『とめよう戦争への道』
講師 西川重則さん(日本キリスト改革派東京教会名誉長老)
参加費 無料

講師の西川重則さんの兄は、天皇の軍隊としてビルマに出征し、敗戦の日(1945年8月15日)に生存しておられましたが、敗戦後も日本軍は南へ移動し、1945年9月15日戦病死をされました。これが、西川さんの平和と信教の自由の戦いの原点にある問題です。戦後73年が経ち、戦争体験を語る世代が少なくなる中、90歳になる西川さんは、戦争がなぜ起きるか、戦争を引き起こす国家の在り方の根本問題に立ち返って、それを可能とする憲法と法律の問題が横たわっていることを明らかにする必要性を痛感され、日本国憲法改悪がどのようにして準備され実行されようとしているか、その実態を明らかにするため、18年間、ただ一人、国会審議がなされる日は毎日、国会での傍聴を続けておられます。

現在、西川さんが平和の戦いの原点にしている視座は以下の2点です。

  1. 戦争は国会から始まる。
  2. 戦争は悪い法律が作られることによって始まる。すなわち、日本国憲法の改悪と戦争を実行するための法整備をすることによって始まる。

西川さんは、「戦後史を総括するのはこのような戦争体験を持つわたしの役割であり、敗戦後、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を基調とする日本国憲法の改悪がなされ、戦争へ道を開く『安全保障法制』と称する悪法の整備がなされるなら、戦場に送り出されて、戦争に協力させられる最前線に立つことになる若い人たちに、講演を通して、その危険性について強く訴えたい」と述べておられます。

ご来会を心よりお待ちしています。

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