元々青年会ブログから始まった当ブログですが、教会学校ブログを加えて、教会学校の活動を中心に記事を書いていました。

そして、教会の集会や活動をもっと幅広く紹介したいと思い、「教会活動ブログ」に名称変更しました。
ところが、変更後青年会・教会学校以外の記事を書いたのは、「聖書の学びと祈りの会」についてだけでした(><)

バタバタていると、“落ち着いてからゆっくり書こう”と思うのですが、落ち着いた頃には記憶が薄れてしまい、結局、記事が書けない状態が続いていました。
集会後すぐに記事を書くことを心がけ、今回は早速「教会学校教師と有志による読書会」の報告をいたします(^^)

 

八事教会では、日曜の午後、月に3回学びのときを持っています。

第2日曜は、教会学校教師と有志による読書会。
第3日曜は、男子会・姉妹会・青年会の各会例会。
第4日曜は、成人学級です。

「集会案内」にも各会の簡単な紹介を載せていますが、具体的にどのような学びをしているのか、少しずつお伝えできればと思っています。

 

よく“固い”“学びばかりしている”と言われる改革派教会。その意味において、八事教会は典型的な“改革派教会”かもしれません(^^)

しかし、学びの一参加者として“固いなあ。”“学びばっかり!”という思いがあるかというと、全くありません。

むしろ、学びというものは継続することに意味があり、全くわからない事柄でも、テキストを続けて学ぶ中で、必ず知恵が与えられ、理解することができるので、“その日を喜び待ち望む”という点において、とても信仰的な取り組みだと思っています。
1冊の本を読み終えると、考える視点が与えられ、そこから世界が広がる楽しみがあります。

そして、何よりも教会での学びは、聖書理解を深める学びですので、蓄積していくと、聖書を読み解く知恵が与えられ、信仰が確かにされます。
また、イエス・キリストの福音を宣べ伝えるとき、何をどのように伝えれば良いのかも具体的に示されます。

学びを通して、永遠の命に至る道が示されることは、大きな喜びです。

とはいうものの、肉体は弱く、食事後の一番眠くなる時間に学びをするのは、少々忍耐も必要です(^^)
ですから、どの学びの会も、学び自体は開始後1時間で終わるようにしています。
それが継続の秘訣でしょうか(^^)

 

さて、今日は、今年最初の「教会学校教師と有志による読書会」を行ないました。
テキストは、並木浩一 ・荒井章三編『旧約聖書を学ぶ人のために』です。

昨春からこのテキストを学び始めましたが、毎回1時間程度の学びですので、今日ようやく「Ⅱ旧約聖書は歴史をどう描いているか」の第2章に入りました。

 

本日は、「試練と摂理」というテーマで、イサク奉献の物語を中心に学びました。

試練というと“個人的な”試練をイメージしながら読み進めていましたが、実際にはもっとスケールの大きな内容でした。

イサク奉献の物語を通して、“神への信仰と服従によって、試練を経て摂理に至る”ことを学びました。

イサク奉献の物語は、なぜ、神が「イサクを捧げよ」とお命じになったのか、聖書は理由について一切触れておらず、ブラハムが「なぜですか?」と神に問うこともなく、黙々と命令に従う姿が印象的ですが、この試練は、北王国・南王国とも滅ぼされ、捕囚という絶望的な破局を経験したイスラエルが、その中にあって、なお“神を信じ、服従することによって、摂理を知る”ということも表されていることを学び、この物語のスケールの大きさを知ると同時に、神に選ばれたイスラエルの民の歴史を学ぶことが、聖書理解を深めることへとつながることを強く実感しました。

イスラエルの歴史を学ぶことは、神の主権、神の歴史支配を知ることにつながり、また現在をどう見るかの視点も与えられると感じた今日の学びでした。

 

次回は、3月13日(日)の午後、引き続き「第2章 試練と摂理」より、ヨセフ物語を学びます(^-^)

 

聖書の話を聞いていみませんか?

日曜は、どうぞわたしたちの教会にお出でください。
神を讚美し、聖書の説き明かしを聞く礼拝を共に守りましょう。

そして、聖書の世界に興味をお持ちの方は、どうぞ午後の学びにもご参加ください。
心から歓迎いたします。