教会学校では、いつも最初に全員で聖書を読み、お祈りをし、讃美歌を歌い、お話を聞く礼拝をしていますが、9月第3週より新約聖書のルカによる福音書から、神の言葉である聖書の言葉を聞く大切さを学んでいます。
第2・4日曜は、礼拝後年齢に合わせたクラス(分級)に分かれて、聖書の学びをしています。
年齢に合わせたクラスに分かれるのは、同年代の子供同士の交わりを深める意味もあります。
日本の教会学校(日曜学校)は1世紀以上の長い歴史がありますが、教会学校で得た友だちは「信仰の友」と言い、共に聖書の学びをし、祈りによって互いを励まし合う、年齢・性別を超えた生涯の友となります。
八事教会の教会学校も、聖書の学びを第一にし、教会に集う子供同士の交わりを深めるための様々な工夫・取り組みをしています。
毎年度、教会学校に集う子供の年齢構成を考え、分級のクラス編成を変えていますが、今年度は、小学3年生以下クラスと小学4年生以上の2クラスに分かれて聖書の学びをしています。
小学3年生以下クラスは、現在、1歳から小学3年生の子供が属し、小学4年生以上クラスは高校生までが属しています。
両クラスとも年齢層が幅広いですが、どちらのクラスも年齢が高い子供が年齢の低い子供にうまく声をかけたりお手本にもなっており、良い交わりになっています。
小学4年生以上クラスは、「子どもの聖書絵物語」にそって、美しい絵を見ながら聖書の話を聞いており、約3年で旧約・新約聖書全体を学ぶことができるよう担当教師がカリキュラムを組んでいます。
小学3年生以下クラスは、紙人形・指人形・紙芝居などの手作り視聴覚教材を用いて、聖書の話をしています。
今年度は、6月以降イエス・キリストの12弟子について聖書から学んでいますが、8月までにペトロ・アンデレ・ヤコブ・ヨハネ・トマス・マタイの6人の学びを終えましたので、9・10月の分級では、12弟子の覚え歌を歌いながら指人形遊びをしました。
12弟子の覚え歌は、日本基督教団出版局の讃美歌503番のメロディーに以下の歌詞で歌いました。
『ペトロとアンデレ、ヤコブとヨハネ、
フィリポとトマスとマタイたち
ヤコブとタダイ、シモンとユダ、バルトロマイで12弟子
弟子たちは イェス様に 信じて従いゆきました
僕たちも イェス様に 信じて従いゆきましょう』
指人形遊びは、よく混ぜた12弟子の指人形を、覚え歌に合わせて順番に並べるというものです。
はじめはゆっくりと、だんだんテンポアップして歌を歌い、12弟子を並べて遊びました。
最後は、ペトロ・アンデレの指人形を左手につけ、ヤコブ・ヨハネの指人形を右手につけ、「ペトロとアンデレは兄弟。ヤコブとヨハネも兄弟。漁師さんだった4人はイエス様に“わたしに従いなさい。人間をとる漁師にしよう。”と呼びかけられ、イエス様に従いました。」と指人形の動かし方をレクチャーしました(^-^)
これから、聖書の学びが進むにつれ、指人形をもっと活用できるようになると思います♪
分級の最後には、暗唱聖句をしています。
年度初期は写真のように比較的長い聖句を覚えましたが、最近は小さな子供に合わせてうんと短い聖句を覚えるようにしています。
その方が小学生にとっても何度も口ずさめ、聖書の言葉に親しむことができるので良いようです(^-^)
その日覚えた聖句は、しおりにしてプレゼントしています。
小学生には、聖書の覚えた箇所にしおりを挟み、できるだけその前後を読むよう勧めています。
また、毎月最終日曜は、全員に翌月の予定表とダイアリーを配布しています。
小さな子供は、このダイアリーを活用するのは難しいので、小学3年生以下クラスでは、写真のようにその日学んだ12弟子をシールにし、“ワンポイントシール”その日の分級の欄に貼るようにしています。
すぐに意味が理解できなくても、少し大きくなった時に、このダイアリーを見て“ああ、あんなお話を聞いたなあ。”と思い起こしてくれることを祈り願っています。
少人数ならではだと思いますが、教会学校では、年度の途中であってもお子さんの顔ぶれに合わせて、聖書の言葉に親しむことができるよう内容を柔軟に変更し、共に聖書を読み、祈り、讚美し、交わる歩みを続けています。
ですから、いつでも教会学校にお出でください。
心から歓迎いたします。
教会学校は毎週日曜午前9時から9時50分までです。
申込・入学手続きは不要ですのでお気軽にお出でください。
詳しくは、教会学校案内のページをご覧下さい。
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