2007年の6月頃だったでしょうか。

青年会に新しいメンバーが与えられました。

 

一人は転勤で名古屋に来られた女性で、もう一人は韓国から名古屋大学に1年間留学生として来られた男性でした。

八事教会旧会堂 十字架ライトアップ

こちらの写真は旧会堂の十字架ライトアップの様子ですが、韓国の教会と違って日本の教会で十字架ライトアップをしている教会が珍しいとのことで、この光が留学生の青年(Jくん)の目に留まりました。

 

ある日曜の午後、この青年が教会を訪ねて来られました。

それからしばらくして、Jくんが教会に通うようになりました。

 

9月、同大学には新たに1年間の短期留学生がたくさん来たようですが、翌月、Jくんが韓国から来た後輩の留学生(Hちゃん)を教会に連れて来ました。

 

クリスマス礼拝には彼女の同級生であるタイ人の留学生が初めて教会に来てくれました。

 

実直なHちゃんは人望が厚く、それからは彼女を慕うアジアから来た留学生が次々と教会に来てくれるようになりました。

 

教会には、韓国・タイ・香港・ベトナムの留学生が集うようになり、年の始めには想像もしていなかった楽しい交わりの時が与えられました。

 

転勤でやって来たSさんは落ち着いてじっくりと話のできる人柄で、海外留学の経験もあったので留学生の橋渡しをしてくれました。

 

留学生のJくんは八事教会に高齢者が多いのを気にかけて、若い人を連れて来ようと、日本人の学生を含め、大学の友人に八事教会に来るよう勧めていてくれたようです(^^)

 

一人一人の賜物が用いられて、教会はとても元気になりました。

“神様は必要な時に必要な人を与えて下さる”

このことを身をもって知ることのできた貴重なときです。

 

ちなみにこの年以降、青年会の親睦会には、牧師手製関西風お好み焼きが定番になりました。

こちらの写真は、クリスマス祝会の時、Hちゃんがギター伴奏し、Jくんが韓国のワーシップソングを賛美してくれたときの様子です。

 

教会の人はワーシップソングに慣れておらず、手拍子をしていいのか戸惑ったようですが、どんどん手拍子の音が大きくなったのを思い出します。

 

その前の年までの数年間は、クリスマス祝会のプログラムは愛餐会と賛美だけのシンプルなものでしたが、この年はプロジェクター紙芝居や子供も参加する賛美もあり、久々にバラエティに富んだ祝会となりました。

 

いろいろな意味で大変祝された1年となりました。

主が与え、導かれることの信仰が確かにされたのは本当に大きなことで、私たちは、主に与えられた交わりを存分にenjoyしました(^^)