2017年7月の聖書の言葉
イエス・キリストは、きのうも今日も、
また永遠に変わることのない方です。
(ヘブライ人への手紙13章8節)
槍・穂高連峰の山々、東沢乗越付近から撮影
わたしたちが生きている世は、それ自体としては移ろいゆく不確かなものです。この世界の中でわたしたちの信仰も、生活も、影響を受けずにいることはできません。しかし、神はこの世界の創造者であり、この世界を支配しておられるお方です。神はこの歴史の中で苦悩するわたしたちが、救われたものとして歩むことを望んでおられます。イエス・キリストは、わたしたちの罪を背負い、この地上で労苦するわたしたちを救うために、神によって 遣わされた救い主です。だから、キリストを信じ、キリストと結ばれた者は、皆、神の救いに与ることができます。この聖書の言葉は、イエス・キリストが永遠に変わらないお方である、と告げています。イエス・キリストが永遠に変わることがないお方ですので、その救いは永遠に失われることがないということです。旧約聖書のイザヤ書40:8に、「草は枯れ、花はしぼむが、わたしたちの神の言葉はとこしえに立つ」という言葉があります。神は、神の言葉の下に立つものを、とこしえに立つものに変えることができるお方です。聖書は、永遠に変わることないイエス・キリストについて語っています。このお方と共に歩むわたしたちの人生は、永遠に変わることのない確かな救いに結び付けられるのです。