愛知県名古屋市昭和区のプロテスタントのキリスト教会

2021年1月の聖書の言葉

2021年1月の聖書の言葉

わたしの口から恵みの言葉が出されたならば
その言葉は決して取り消されない。
(イザヤ書45章23節)

薬師岳と金作谷カール(2020.8.20北薬師手前岩稜細尾根から撮影)

神は、光と闇の創造者であられ、平和と災いの創造者でもあられます(イザヤ45:7)。しかし、闇の創造が、神の創造の目的ではなく、神は世界の創造者として世界の諸国民をも救うことができる方です(イザヤ45:18)。世界と歴史を支配する主として神は、ペルシャ王キュロスを用い、イスラエルをバビロンの捕囚の地から解放し、バビロンの支配下で捕囚とされた諸国民をも招き、「地の果ての全ての人々よ、わたしを仰いで、救いを得よ」(22節)と言われ、「わたしの口から恵みの言葉が出されたならば、その言葉は決して取り消されない」(23節)と言われるのです。
グローバル化する世界の中で、貧富の差がますます拡大し、小さくされた者の命が軽く扱われる闇の時代がいつまでも続き、絶望し自ら命を絶つ人の数はコロナで死ぬ人をしのぐほどです。その多さに呆然とさせられます。しかし、神の目は、そうした闇の中で苦しむ人にも向けられています。闇から光へ、歴史と世界の創造者であり支配者であられる「神の口から出された恵みの言葉は決して取り消されない」のです。イエス・キリストはこの恵みの支配をわたしたちのもたらせる救い主、その命の恵みの言葉をわたしたちに与えて下さっているのです。

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