愛知県名古屋市昭和区のプロテスタントのキリスト教会

2021年6月の聖書の言葉

2021年6月の聖書の言葉

傷ついた葦を折ることなく
暗くなってゆく灯心を消すことなく
(イザヤ書42章3節)

鷲羽岳中腹から見た残照に映える槍ヶ岳(2016.8.10撮影)

神は、人々から苦しめられている人、差別や偏見で苦しめられている人、また、病や試練のため、傷つき倒れている人に目を注ぎ、その人たちにふさわしい助けを送られるお方です。水辺にある傷ついた葦を折れば枯れてしまいます。その様に傷つき倒れている人を扱えば死んでしまいます。弱り果てている人を死ぬことのないように助け、命を確かにする救いを与える神の慰めがここに語られているのです。

命の主である神への信仰の火が消えてしまうと、神から与えられる命の管を失うことになりかねません。「暗くなってゆく灯芯を消すことなく」というのは、まさしく命の主である神への、わたしたちの信仰の火のことです。わたしたちの信仰の火が本当に消えてしまったら、誰がどうやって点けることができるでしょうか。点けるものがないとすると大変です。神は、消え入りそうな信仰の火を消さずに保ってくださいます。信仰の火を消すことなく保つのは、神の言葉です。「神の言葉はとこしえに立ち」(イザヤ書40:8)、神の言葉が語られ、聞かれるところには、信仰の火が点り、その灯芯は暗くなることがないのです。「暗くなってゆく灯芯を消すことなく」保つのは、神の言葉の恵みの力によるのです。

今月の聖書の言葉

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