2022年10月の聖書の言葉
何事にも時があり
天の下の出来事にはすべて定められた時がある。
(コヘレトの言葉3章1節)
人生にはそれぞれにふさわしい定められた「時」があり、神の支配の中に置かれています。だから、苦難の時には、それにふさわしく耐えることが求められます。そして、「神はすべてを時宜にかなうように造り」「神の業は永遠に不変」です。人はそれに付け加えることも除くことも、それを見極めることができません。そうすることによって、神は人間がご自分を敬うように定められました。事柄を見極めることのできない以上、人間がその時々に起こることの意味づけを簡単に行なうことはできません。しかし、「わたしの口から出るわたしの言葉も、むなしくは、わたしのもとに戻らない。それはわたしの望むことを成し遂げ、わたしが与えた使命を必ず果たす。」(イザヤ書55章11節)といわれていますから、どの時も、神にある希望の支配にあることを信じて、御手に委ねて生きることができます。