愛知県名古屋市昭和区のプロテスタントのキリスト教会

2023年4月の聖書の言葉

2023年4月の聖書の言葉

わたしの僕は、
多くの人が正しい者とされるために
彼らの罪を自ら背負った。
(イザヤ書53章11節)

ジャンダルム(2015.8.19撮影)

新約聖書は、この僕をイエス・キリストであると告げています。主イエスの十字架への道はまさに、受難の道でありました。主イエスは敵の罵りの言葉を受け、ご自分が愛した弟子からも裏切られ、見捨てられるという悲しみをも味われました。しかし、人の弱さを知る主イエスは、そのような罪を持つ者を贖うために十字架の受難の道を歩み、わたしたちの罪の弱さを背負い十字架に死んでくださいました。罪だけではなく、キリストは「わたしたちの病」をも担って死んで下さいました。滅ぶべき体を救うためです。キリストが病も担って十字架において苦しんでくださったから、わたしたちの苦しみを知り、弱さに同情できる主として、病床の傍らにも立って、人の癒しのために助けの手を差し伸べることができるのです。「わたしたちの『外なる人』は衰えていくとしても、わたしたちの『内なる人』は日々新たにさていきます」(Ⅱコリント4:16)。現在の病は十字架の後に与えられる主の復活の命に与るものとして、もはや「一時の軽い艱難」とされているのです。これに耐えられる信仰の希望と力を、主イエスは与えてくださいます。僕としてわたしたちの罪を背負って十字架に死なれた主イエスを、神は、三日後墓より復活させられました。主イエスは罪人と共に葬られ、その墓は罪人と共にあります。そうであるなら、主イエスの復活は、罪ある者を罪なきものとさせる復活でもあります。主イエスはこの恵みの中でわたしたちを生かすために、受難の生涯を歩まれたのです。

今月の聖書の言葉

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