愛知県名古屋市昭和区のプロテスタントのキリスト教会

2021年9月の聖書の言葉

2021年9月の聖書の言葉

主はこう言われる。
「さまざまな道に立って、眺めよ。
昔からの道に問いかけてみよ
どれが、幸いに至る道か、と。
その道を歩み、魂に安らぎを得よ。」
(エレミヤ書6章16節)

八方尾根から白馬岳(右)、杓子岳(中)、鑓ヶ岳(左)を眺む(2021.8.11撮影)

人間は、いつも幸福を求めて生きています。しかし、それをどの道から歩めばよいか、人はいつも迷って生きています。頭ごなしに決めつけてここを歩めといわれても、人はなかなか納得しません。引っ込み思案な性格の持ち主であるエレミヤは、そのことを承知していました。だから彼は、「さまざまな道に立って、眺めよ。」といいます。人生には様々な道があることが迷いの原因でもあります。しかし、人はみな神の前に生きる存在です。その視座から考えるなら、中心にすべき指針、歩むべき道は、神が示されるところにあることが判ります。人生には幸いに至る様々な道があるようでも、神との関係をもたない道は、真の幸いには通じません。預言者は立ち止まってその正しい道を見出すように人々を促しています。神はご自分の者が歩むべき道、ご自分との正しい関係の中で築くべき生活を御言葉に示されます。エレミヤがここで「眺めよ」といっているのは、御言葉(聖書)を通して示される、神との正しい心のあり方です。神を礼拝し、神を崇めつつ、神の前に生きる道を歩む者となり、「魂に安らぎを得よ」、と主なる神は言われます。

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