2018年8月の聖書の言葉
主は常にあなたを導き
焼けつく地であなたの渇きをいやし
骨に力を与えてくださる。
あなたは潤された園、水の涸れない泉となる。
(イザヤ書58章11節)
7月、名古屋では、日中は35℃を超す猛暑、最低気温も25度を超える熱帯夜が一週間以上続きました。最高気温が二日連続で39℃を超え、この聖書の言葉、「焼けつく地」という表現がぴったりの状態となりました。埼玉県熊谷市では41.1℃の史上最高気温を観測しました。どんなに焼けつくような暑い日が続いても、必ずその暑さはどこかで収まりますが、人間が侵す罪の結果もたらされる心の渇き、苦しみは簡単には癒えません。人間に命を与えた神から離れ、神の言葉に従わない歩みは、まさに「焼けつく地で」生きる、癒されることのない渇きに襲われます。しかし、そのような潤いのない渇きを覚える人間を忘れることなく覚えていてくださる神がおられます。この聖書の言葉は、「主は常にあなたを導き」という言葉で始まっています。主なる神が常に導き、骨に力を与え、「あなたは潤された園、水の涸れない泉となる」といわれる、潤いを与えてくださるのです。主が与えてくださる御言葉は、わたしたちの心の渇きをいやし、乾くことのない喜びの生を回復させる力があるのです。