愛知県名古屋市昭和区のプロテスタントのキリスト教会

2020年9月の聖書の言葉

2020年9月の聖書の言葉

キリストの弟子だという理由で、
あなたがたに一杯の水を飲ませてくれる者は、
必ずその報いを受ける。
(マルコによる福音書9章41節)

薬師岳と五色が原を眺む(2020.8.18龍王岳付近から撮影)

今夏、コロナ禍の中、8月中旬に北アルプス登山に行きました。小屋は事前予約がないと宿泊できないことがあるとの情報を得ていましたので、10数年ぶりにテントを担いで立山室堂から薬師岳、太郎平小屋を経て折立に下る縦走をしました。途中水場のない山旅であったため、次のテント場まで水を3~4リットル必要とされましたので、荷重は20キロを超え、急坂の上り下りのある厳しいコースを歩く山旅となりました。十分な事前訓練したつもりでも、20キロを超える荷物を背負うことは20歳代に経験して以来、40年ぶりの体験で、途中二度のビバークをし、スゴ乗越小屋のテント場では、行倒れ同然の状態にあるわたくしに対する話題で盛り上がっていたようで、スゴ乗越小屋の主人が途中救助の来られるという事態にまで及びました。太郎平小屋には富山南署の山岳警備隊が常駐しスゴ乗越小屋との間で連絡を取り合って、もしものことに備えて、救助についての話し合いがなされていたようです。山を歩く足そのものは大丈夫でしたが、水分の補給不足での脱水症と栄養不足と睡眠不足による体の疲労が激しいという自己診断は、振り返れば正確な判断でありました。スゴ乗越小屋の主人が持参して飲ませていただいた水、栄養食、缶詰などにより、元気を回復し、荷物を担いでもらったこともあり、軽やかな足取りでたどり着くことができました。救助に来てくださった小屋の主人に、この聖書にある「一杯の水」の話をして、感謝とお礼の言葉を述べました。パレスチナは、亜熱帯で水が貴重品です。旅人に「冷たい水一杯」提供することは、最高のおもてなしであるとされていました。冷蔵庫のない時代、「冷たい水一杯」は素焼きの瓶に水を入れ瓶から蒸発する水によって瓶の中にある水温が下がる貴重な水でありました。キリストの弟子が受ける「冷たい水一杯」というのはそのよう水です。この水のおかげで、元気を取り戻したわたくしは、翌日から、元気にゴールを目指して歩くことができました。

今月の聖書の言葉

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